株式会社シェアは、プロボクサーの堤 駿斗選手を応援しています。

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堤 駿斗

FEATHERWEIGHT BOXER

プロ戦歴
2022年7月 プロデビュー戦
2022年12月 2戦目
2023年5月 3戦目
アマチュア
戦歴
第70回国民体育大会少年の部フライ級 優勝
第28回全国高等学校ボクシング選抜大会フライ級 優勝
平成28年度ASBCアジアユース選手権フライ級 優勝
平成28年度全国高等学校総合体育大会フライ級 優勝
AIBA世界ユース選手権フライ級 優勝
第29回全国高等学校ボクシング選抜大会フライ級 優勝
平成29年度ASBCアジアユース選手権バンタム級 優勝
平成29年度全国高等学校総合体育大会フライ級 優勝
第72回国民体育大会少年の部バンタム級 優勝
第87回全日本選手権バンタム級 優勝
第1回山根杯争奪戦バンタム級 優勝
コンスタンチン・コロトコフ記念国際トーナメント57kg級 優勝
第89回全日本選手権57kg級 優勝

※志成ボクシングジム所属

アマチュア13冠という実績を引っ提げ
プロ3戦目・国内最速でのOPBF東洋太平洋王座を獲得した堤選手。
今回、株式会社シェアはそんな堤選手にインタビューをいたしました。

SEIJI OGURO×HAYATO TSUTSUMI

SEIJI OGURO×HAYATO TSUTSUMI

対談風景

東京オリンピックをひとつの区切りとして
プロの世界でやっていこうと決断していた。

『日本人最速・プロ3戦目で東洋太平洋のベルトを獲得』
ということの率直な感想を教えてください。

今回、初めてのタイトルマッチということで、自分自身、多少緊張はしていたのですが、内容も明確な勝ち方でベルトを獲ることができ、素直にホッとしました。2ラウンド目・3ラウンド目くらいで、相手選手の動きをだいぶ見切れるようになってきて、一発の大きいパンチをもらわなければ、そういうふうに試合を進めていければ、「勝てるな」というのは感じていました。

ボクシングを始めた頃から『まずはプロで世界チャンピオンになること』が目標であり、夢でした。それはオリンピックを目指している中でも変わらず、自分の夢はプロで世界チャンピオンになることでした。そのタイミングをいつにしようかと迷っていた時に、東京オリンピックは自分の中でひとつの区切りにして、そこからプロの世界で自分の目標に向かってやっていこうというのは決めていましたね。

『自分のため』から
『観に来てくださるお客様のため』に。

プロになられてからと学生時代。お気持ちの変化はありましたか?

アマチュアの時は、自分の試合をお金を払って観に来てくださるというのはありませんでした。でもプロになったら、皆さんチケットを買って、お金を払って観に来てくださる――。そこで負ける姿は見せられないなと思っています。アマチュアの時は『自分のため』に戦っていたんですが、プロになってからは『観に来てくださるお客様のために』『お客様を悲しませないように』という想いを常に持って試合に挑むようにしています。

環境面や食生活はいかがですか?

今まで行けなかったアメリカへの遠征などがたくさん増えました。プロボクシングは今、アメリカが一番発展しているので、その中で色んな技術を吸収できる環境になったなというのが、より身近に感じます。食生活は、アマチュアの時はあまり気にしてはなかったかもしれません(笑)。

ただ、今は以前より筋肉系のトレーニングなどが増えているので、それが身体づくりに貢献できているのかもしれません。朝は日によって走ったりとか、お昼からジムに来て練習して午後に筋トレをしたりだとか。自分のコンディションを考えながら、たとえば暑い日に走っても中々自分のパフォーマンスを発揮できなかったりするので、気温が落ち着いてきたタイミングで力を発揮して頑張る方がいいかなと。体調管理の面でも、その方がいいかなと思っています。

対談風景

対談風景

自分の試合を観返して、反省する。
強くなるためには必要なこと。

強くなる秘訣は何だと思われますか?

『失敗をどう活かして、次につなげるか』ということかなと思います。試合を振り返って、たとえば「パンチをもらってしまった原因は何なのか」と根本的なことを考えます。それが分からないと「次に何していいか分からない」となってしまいます。負けた原因を突き詰めて、改善していくということが重要かなと思っています。

でも試合の時の記憶がないんです(笑)。リングへ上がる前の入場は覚えていたりするんですけど、リングに上がってからのことはほとんど覚えてなくて。多分、試合で興奮しているんでしょうね。だから映像で観返して、反省会をしています。

挑戦しないと成功も失敗も見えてこない。
『諦めずに挑戦し続ける』ことが大事。

挫けそうになったり、諦めそうになったのはどんな時でしたか?

プロを目指すタイミングもそうですし、思うように試合に勝てなかったりした時もあります。けれど『ボクシングを辞める』という選択肢はなくて。ボクシングだけは自分の納得がいくまでやろうと考えていたので。挫けそうになっても、『辞める』というより『より強くなるためにはどうすればいいのか』ということを考えていました。「挫けている場合じゃないな」といつも思ってましたね。

株式会社シェアで働く同年代へ、激励のお言葉をいただけますか?

僕が行っているのは格闘技ですが、才能が昔からあったわけではなく。でもボクシングというひとつのことを諦めずにやり続けたから、ここまで来ることができたと思っています。『諦めずに挑戦し続ける』ということは、自分の中でいつも大切にしていることでもあります。挑戦しないと結果が得られないし、それが『成功』か『失敗』かも見えてこない。何事にも挑戦して頑張って欲しいですね。

対談風景

対談修了

チームや仲間とサポートし合う。
そういった意味では、ボクシングの世界も
会社や学校と同じです。

ボクシングは個人スポーツだと思われがちですが、そうじゃない側面もあります。ジムの仲間や、相手選手のトレーナーさんとの関わり。試合の日はみんなで応援して、サポートし合う。皆さん、チームのことを想っておられます。

そういった側面もボクシングの魅力であり、やっぱり選手のためにもなる。サポートがあり、お客様の声援があり、それに応えていくために自分も頑張ろうと思える。いい組織だなと感じています。

握手

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